ニラをひと束って書かれていると、
どのくらいの量なのか正直分からないってことありませんか。
ニラ1本ではないと思うけど、1把とか1株とは違うのか、
スーパーで売っている一袋分がひと束なのか、
何グラムなのかはっきりしないともやもやしますよね。
この記事では、ニラひと束はどのくらいなのかから、
カロリーや正しい数え方と新鮮な見分け方や保存方法とレシピまで、
調査したことをお伝えしています。
ニラのひと束の量と重さ
ニラは独特の香りとシャキシャキとした食感が特徴の野菜ですが、
スーパーで見かけるひと袋の量はひと束に相当するのでしょうか。
今さら聞けない疑問のニラのひと束について調べてみました。
ニラのひと束とは、一般的には直径2~3cm程度の太さで長さは30~40cmほど。
このサイズのニラを束ねると、おおよそひと束150~200gほどになり、
一般的にスーパーで売られているニラのひと袋は、ひと束に相当する量なんだとか。
レシピなどで、【ニラひと束】と書かれていたら、
スーパーで買ってきた【ニラ一袋】分を使用すれば大丈夫ですね。
ニラひと束と正しい数え方は?
ニラの正しい数え方についてですが、
一般的には「ひと束」と表現されることが多いですね。
また、地域によっては「1把」「一株」「1本」と呼ばれることもありますが、
一般的な表現はやはり「ひと束」が正しいです。
私の実家では一把と言っていた記憶がありますね。
ニラのひと束のカロリーと栄養は?
ニラはカロリーは低めなのに、ビタミンCやビタミンA、
食物繊維などの栄養素が豊富な野菜。
ニラひと束(150~200g)のカロリーは、
約40~60kcal程度なので、ダイエットにも最適。
また、カルシウムや鉄分もバランスよく含まれているため、
健康的な食材と言えますね。
ニラのひと束を使ったおすすめレシピ
ニラはその独特の香りとシャキシャキした食感が特徴で、
いろいろな料理に活用することができます。
卵や豚肉との相性もよく、火の通りも早いので時短レシピも多く、
韓国料理にもよく使われていますね。
ニラのレシピをいくつかご紹介するので、ぜひお試しください。
ニラと豚肉の炒め物(チャンプルー)
【材料】
ニラのひと束
豚肉(薄切り)200g
にんにく(みじん切り)2片
醤油 大さじ2
ごま油 大さじ1
塩 少々
こしょう 少々
【作り方】
ニラは長さ5cm程度に切り、豚肉も食べやすい大きさに切っておく。
フライパンにごま油を熱し、にんにくを炒める。
豚肉を加えて炒め、色が変わったらニラも加える。
ニラがしんなりとしたら、醤油、塩、こしょうで味を調え、よく混ざったら完成。
豚バラのような脂多めのお肉だと美味しさ倍増ですが、
カロリーがきになる人は、えのきや豆腐を入れてかさ増しするのもありですね。
ニラ玉
【材料】
ニラのひと束
卵 2個
醤油 大さじ1
ごま油 小さじ1
塩 少々
こしょう 少々
【作り方】
ニラは長さ3cm程度に切る。
ボウルに卵を割り入れ、醤油、塩、こしょうを加えてよく混ぜる。
フライパンにごま油を熱し、ニラを炒める。
ニラがしんなりとしたら、卵液を流し入れる。
軽くかき混ぜながら火を通し、半熟状態に仕上げお皿に盛り付けて完成。
丼ご飯にのせればニラ玉丼になりますし、
天津飯のようなあんをかけても美味しいです。
ニラとツナの和え物
【材料】
ニラのひと束
ツナ缶(水煮)1缶(80g程度)
ごま油 大さじ1
酢 大さじ1
醤油 小さじ1
ごま(炒りごま)適量
【作り方】
ニラは長さ3cm程度に切る。
ボウルにツナ缶の水気を切ったツナを入れ、ごま油、酢、醤油を加えてよく混ぜる。
ニラを加え、全体がよく絡むように混ぜ合わせる。
最後に炒りごまを振りかけて完成です。
冷蔵庫で冷やしても美味しくいただけますよ。
にらのチヂミ
【材料】
ニラのひと束
小麦粉 100g
卵 1個
水 200ml
醤油 大さじ2
ごま油 大さじ2
にんにく(みじん切り)1片
塩 少々
こしょう 少々
サラダ油(揚げる用)
【作り方】
ニラは長さ3cm程度に切る。
ボウルに小麦粉、卵、水を入れてよく混ぜ、滑らかな生地を作る。
ニラを生地に加え、醤油、ごま油、にんにく、塩、こしょうも加えてよく混ぜる。
フライパンにサラダ油を熱し、生地を適量流し入れる。
両面がきつね色になるまで焼き、キッチンペーパーで油をきって完成。
カロリー無視で大丈夫なら、ごま油を多めにして、
外側をカリカリに焼くのが美味しく作るポイント。
タレやマヨネーズと一緒にどうぞ。
ニラ入りチャプチェ
【材料】
ニラのひと束
春雨(乾燥)100g
にんじん(千切り)1本
シイタケ(スライス)4個
タマネギ(スライス)1個
豚肉(薄切り)100g
醤油 大さじ2
砂糖 大さじ1
ごま油 大さじ2
ごま(炒りごま)適量
【作り方】
ニラは長さ3cm程度に切る。
春雨は袋の表示に従って下茹でし、水気を切っておく。
フライパンにごま油を熱し、にんじん、シイタケ、タマネギ、豚肉を炒める。
全体がしんなりとしたら、春雨とニラを加え、さらに炒める。
醤油と砂糖を加えて味を調え、全体がよく絡むように混ぜ合わせる。
最後に炒りごまを振りかけて完成。
ご飯のお供にすると味が濃くてガッツリ食べてしまうので、
ちょっと注意が必要かもしれません。
以上がニラを使った様々なレシピです。
それぞれの料理を試してみて、ニラの美味しさを存分に楽しんでください。
ニラひと束の新鮮な見分け方と保存方法
新鮮なニラの見分け方は、
鮮やかな緑色で葉っぱがシャキッとしていることがポイント。
葉先が黄色くなっていたり、しおれているニラは、
新鮮度が落ちている可能性があるので選ばないほうがいいですね。
ニラの保存方法は、生の状態で冷蔵庫に保存するのがおすすめで、
根元を水につけておくと鮮度を保つことができますよ。
また、冷凍もできますが、風味がやや落ちることがあるため、
軽く茹でてから水気を切って小分け冷凍したり、
できるだけ早めに使用することをおすすめします。
ニラをひと束ってどのくらい?のまとめ
ニラは独特の香りとシャキシャキとした食感が楽しめる野菜で、
ビタミンやミネラルも豊富に含まれています。
ひと束のニラはスーパーで販売されているひと袋と同等の量。
低カロリーで茹でればかさも減り、
一度にひと束食べても食べ過ぎではないですが、
硫化アリルの独特の強い匂いがあるので、翌日の口臭には注意したいですね。
新鮮なニラの見分け方や保存方法も覚えておくと、
ニラを活用したいろいろなレシピもご紹介したので、
食卓のレパートリーが増えるといいですね。
ぜひ、ニラの魅力を生かした料理を楽しんでみてください。
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